妊活をしていると、「HCGの数値」という言葉を聞いた方も多いと思います。
不妊治療をしていると血液検査で「HCGの数値」を計って、妊娠判定の目安にすることがよくあります。
HCGの数値を聞いて、
「低いけど大丈夫?」
「高すぎるのも怖い?」
「双子の可能性?」
「この数値で流産しない?」
と心配になる方も多いはず。
私も不妊治療中、毎回HCGの数値に振り回され、検索魔になっていました。
結論から言うと、HCGの数値は目安にはなるけれど、それだけで妊娠の結果は決まりません。
私は不妊治療で3回妊娠し、
- 1人目
- 2人目
- 三つ子妊娠(最終的に双子)
すべてでHCGの数値を測っています。
この記事では、私の実体験と検索魔の時に調べまくった知識をもとに
- HCGとは何か
- 妊娠検査薬との関係
- 妊娠継続率との関係
- 低い場合・高い場合の目安
- 多胎(双子・三つ子)の可能性
- 実際の数値の比較
をわかりやすくまとめました。

※私は医療者ではなく、あくまで自分の体験記録です。
体には個人差があるので、参考程度に見ていただけたら嬉しいです。
HCGとは?妊娠すると増えるホルモン
HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とは、妊娠すると体内で作られるホルモンです。
着床するとHCGの分泌が始まり、その量も日に日に増えていきます。
このHCGが尿に出ることで、妊娠検査薬が反応します。
妊娠検査薬は尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)に反応して妊娠を判定します。
通常妊娠する場合、排卵後10日前後より尿中HCG濃度は急速に上昇し、 排卵後12日目頃(着床後約3日)には25IU/L、排卵後14日頃には50IU/L以上に達します。 妊娠検査薬は尿中HCG濃度に反応し、妊娠しているか否かを確認します。
早期妊娠検査薬の使い方についてより引用
- HCGが増える → 妊娠検査薬が濃くなる
- HCGが少ない → 反応が薄い
という関係です。
妊娠検査薬や早期妊娠検査薬、フライング検査については
▶【高温期何日まで?】早期妊娠検査薬フライングのあきらめ時まとめ
で詳しく解説しています。
HCGはどのくらいの速さで増える?
一般的に、妊娠初期のHCGは約1.5〜2日で2倍になると言われています。
ここで重要なのが、
「数値そのもの」よりも「増え方(伸び率)」
です。
週数に見合った範囲内でのhCGの値というのも大事ですがさらに重要になってくるのが、「hCGの伸び率(hCGは1.5日で値が2倍)」です。
自然妊娠と比べた際の不妊治療のhCG値、不妊治療の妊娠後と流産についてより引用
なので、妊娠判定の時の値が低かった場合でも、その後どうhCGの値が伸びていくのか、ということが非常に大切になってきます。
たとえ最初の数値が低くても、しっかり増えていれば妊娠が継続する可能性はあります。
実際に私は、妊娠検査薬が一度薄くなって絶望しましたが、翌日に濃くなり妊娠継続できた経験があります。
その時の詳しい経過はこちらにまとめています。
▶ 妊娠検査薬が薄くなったのに妊娠継続できた実体験
HCGの数値でわかること
HCGの数値を調べる事で、妊娠などいろいろなこと予測できます。
- 妊娠しているかどうか
- 妊娠継続率
- 多胎児の可能性
について調べることができます。
あくまで「目安」なので、HCGの数値だけで確定になるわけではないですが、参考にしています。
妊娠継続率と多胎児の可能性について、もう少し詳しく説明していきます。
HCGの数値を使って妊娠の継続率を調べる
HCGの数値を使って妊娠の継続率を調べる事ができます。
先生曰く、高温期16日目の4週2日がだいたいの妊娠判定の日らしいです。
この「何日目か」がかなり重要で、同じ数値でも測定日が違うと意味が変わります。
私は3回の妊娠全て、高温期16日目の妊娠4週2日目に血液検査でHCGの数値を計っています。
排卵後(採卵後)16 日目のhCG の値と妊娠が20 週まで継続する可能性(20 週まで流産しない可能性)
はらメディカルクリニックより引用
私の通っている婦人科の先生は

あくまで、私が思う今までの経験上の感覚なので、確実ではないですが
と前置きした上で、
高温期16日目、妊娠4週2日目のHCGの数値が
- 200以上 → 継続の可能性低い
- 500前後 → 平均的
- 1000超え → 数値はかなり良いが、双子の可能性も疑う
- 2000以上 → 多胎の可能性が高い
という説明を受けました。
あくまで先生の経験則であり、すべての人に当てはまるわけではないですが、私は毎回参考にしていました。

何日目に血液検査でHCGの数値を測っても、
妊娠継続率の計算をしてくれるサイトを見つけたので、興味ある方は使ってみて下さい↓
自動で妊娠継続率の計算してくれる超便利なサイト
HCGが高いと双子・三つ子・多胎児の可能性?
HCGは胎盤の量に比例して増えるため、胎児が複数いる場合は高くなりやすいとされています。
ただし、
- 単胎でも高いことはある
- 多胎でも低いこともある
なので、HCGだけで双子・三つ子は確定できません。
最終的にはエコーでの確認になります。
私の実際のHCG数値(高温期16日目)
私が実際妊娠した時の、高温期16日目、妊娠4週2日目のHCGの数値は
- 1人目→300くらい
- 2人目→1071
- 今回三つ子→1136
1人目は、300くらいとかなり低く、
先生の感覚の最低200という数字のギリギリ。
高くない数値に、正直毎日びくびくしていましたが、元気に育ってくれました。
2人目の時は、1071と数値が高く、
「数値がいいので双子かも」とか、「血の塊が見えてる」←(胎嚢確認前は血の塊に見える事があるらしいです。)
と言われてたんですが、胎嚢確認の時には一人でした。
これは私の勝手な憶測ですが、
3.4人目の三つ子を経験した今思えば、数値を計った時点ではたぶん多胎児だったんじゃないかと思ってます。
そして、三度目の妊娠では1136とまた高め。
血液検査の段階ではまだ知らなかったんですが、三つ子でした。
三つ子妊娠が判明した経緯はこちらに詳しく書いています。
▶ 三つ子妊娠が判明した記録
こんなこと調べても意味ないかもですが、
私はどうしても気になってしまって、妊娠検査薬反応後も毎日検査薬が濃くなっているか調べてしまっていました。
葉酸サプリも少しでも妊娠継続率を上げたくて、欠かさず飲んでいました。
HCGの数値に振り回されすぎなくて大丈夫
HCGの数値は、妊娠や継続率、多胎児の目安にはなりますが、
それだけで結果が決まるものではありません。
私の1人目は数値が約300と低めでしたが、問題なく妊娠継続して出産しています。
逆に、数値が高くても流産する可能性は0ではありません。
妊娠がわかった後は、嬉しさより不安の方が大きくなる方も多いと思います。
私も毎回、
「化学流産しないだろうか」
「検査薬は濃くなっていくのか」
「元気に育ってくれるか」
と、検査薬の濃さとにらめっこしたり、数値を見て検索魔になったりと心が落ち着かなかったです。
でも、数値はあくまでその時点でのひとつの目安で、その後の経過まで決めるものではありません。
不安になる気持ちはすごく自然なことですが、必要以上に自分を追い込まず、少しでも心穏やかに過ごせますように。
この体験が、同じように不安の中にいる方の気持ちを少しでも軽くできたら嬉しいです。
HCGの関連記事
HCGについて、私が気になってきた事は別記事にまとめています。
▶【高温期何日まで?】早期妊娠検査薬フライングのあきらめ時まとめ
▶妊娠検査薬が一度薄くなったのに妊娠継続できた詳しい経緯
▶【不妊治療11周期目】三つ子妊娠が判明|HCG1136・判明までの経緯と双子になった話






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