私は3人目の妊活から福さん式を初めて、福さん式を3年以上しました。
現在双子妊娠中です!
最初の頃は福さん式の変化について、色んな方のブログを見て参考にさせてもらいました。
福さん式って体の事で個人差もありますし、表現もあやふやで本当にわかりにくいですよね。

福さん式では、今の時期だったら子宮口が上にあるはずなのに、私は下にある、、、
おりものも福さん式に書かれているようなのと違う、、、
等々、不安になったりすることもありました。
しかも私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なので、余計にややこしいんです。
そこで3年以上やってみた福さん式の変化について図を作り、福さん式内診での変化のパターンを分かりやすくまとめました!
今回は
- 私の福さん式内診の変化の色分け図
- 妊娠した時の子宮口の変化
- 私の福さん式内診の変化のパターン
- 3年以上福さん式をして気づいた「必ず福さん式通りではない」という事
について詳しく解説します。
福さん式のやり方についてはこちらで詳しく解説しています。

私は医療関係者や専門家ではなく、私の妊活歴6年の中で体験したことや調べたことを書いています。
体の事なので個人差があり、誰でも私と同じというわけではありませんので、参考程度に見てください。
私自身も、今まで妊活中に色々な記事やブログを参考にさせてもらいすごく勉強になったり、励まされたので、自分の調べたことや実践して経験したことをまとめて、誰かのお役にたてたらなと思います。
福さん式とは

福さん式とは簡単に言うと、福さんという助産師さんが考えた、自分のおりものや体内の状態を自分で内診して、ベストなタイミングの時期を見極める方法です。
福さん式でわかることはこちらで詳しく解説しています。
簡単に要点だけまとめると、福さん式では
- 子宮口が開いてくる
- おりものが卵白状になってよく伸びるようになる(のびおり)
- のびおりがでている排卵前の4日間、特に排卵前の2、3日にタイミングを取ると妊娠の確立が高くなる
- おりものが白くなる
- おりものが硬くなり伸びなくなる
- 子宮口が小さくなって上に上がる
- 子宮口が開いて柔らかくなり、下がってくる
- おりものが、透明、白、茶色、黄色、、少しのびる、ペタペタ等になる
- 妊娠すると、子宮口が柔らかくなり、閉じて遠くなり、おりものがクリーム色~黄色になる
- 子宮口がリング状、ドーナツ状のようにぷっくりとなる
- 子宮口が閉じて遠くなり、柔らかくなる
- おりものがクリーム色~黄色になる
- 子宮口がリング状、ドーナツ状のようにぷっくりとなる
と言われています。
ただ、福さん式は個人差があるので意見にもばらつきがあります。
何週期か福さん式をしていると、自分自身の変化のパターンが分かるので
『もうすぐ排卵だな』
とか
『排卵が終わったな』
というのが分かりやすくなります。
今回は、参考までに私の福さん式内診での変化のパターンについてまとめていきます。
福さん式内診での変化の色分け図

福さん式の変化を字でまとめるとわかりにくいので、わかりやすくするために
16周期分の福さん式を
低温期と高温期に分けた『色分けの図』を作りました。
色分けすると、すっごくわかりやすいです!
ぜひ参考にしてみて下さい!
- のびおり(卵白状のおりもの)・のびおりほどではないが、糸を引く程度にのびるおりもの→水色
- 子宮口周りのプニプニが大きい・くいッと大(※1)→オレンジ色
(ちなみにですが、同じ大きくなっていると表現してますが、
排卵期は柔らかく、高温期は硬いことが多いです。) - 子宮口の位置が近い→緑色
- 子宮口の位置が遠い→黒色
- プニプニがひしゃげている(※2)→紫色
- 子宮口が閉じている→茶色
- 子宮口が開いている→黄色
に色分けしました。
変化のイメージも、字で見るとわかりにくいと思うので
福さん式内診での子宮口の変化のイメージイラストを作りました。
くいッと大(※1)とひしゃげている(※2)についても、↑で詳しく説明しています。
よければ参考にしてみて下さい。
私の低温期から排卵期の福さん式について、色分け図
私の16周期分の低温期の福さん式色分けの図です。
1番右の16周期は、私が妊娠した時の福さん式です。

低温期や排卵前によく出てくる症状は
- のびおり(卵白状のおりもの)
- 子宮口周りのプニプニが大きい・くいッと大
- 子宮口が開いている
福さん式では排卵の4、5日前からのびおりが出始めると言いますが、まさにその通りですね。
ですが私の場合は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なので、排卵するまでに時間がかかってしまう周期があります。
図を見るとわかるのですが、2周期目と3週期目が排卵までに時間がかかってしまった周期なので、排卵日10日ほど前からのびおりがあります。
それとのびおりの出ている時期は子宮口が開いている、子宮口周りのプニプニが大きいときが明らかに多いです。
これも福さん式で言われている通りです。
通常時の子宮口周りのぷにぷにが1cmくらいだとすると、大きい時は1.5~2cmくらいある感覚で、明らかに大きいなとわかります。
排卵当日はおりもの量が少し減るように感じることが多かったです。
不妊治療に通う前は、排卵検査薬も併用して使っていました。
排卵検査薬を使ったタイミング方で失敗しないために考えた事についてはこちらでにまとめています。
高温期、生理前、妊娠した時の福さん式色分けの図
私の16周期分の高温期の福さん式色分けの図です。

高温期や生理前に出てくる症状は
- のびおりほどではないが、糸を引く程度にのびるおりもの
- 子宮口周りのプニプニが大きい・くいッと大
- プニプニがひしゃげている
- 子宮口の位置が近い
排卵が終わると、明らかにおりものが変わっていきます。
排卵前までは、透明や白と透明まじりのようで、トロトロや伸びるおりものだったのが、
真っ白で硬くなります。
(オロナインとかニべアの青缶みたいな感じです。)
福さん式で最もわかりやすい変化だと思ってます。
私の場合、高温期真ん中の5日から10日頃にのびおりがいつも出ます。
のびおりと言っても、排卵の時期ののびおりとはまた違った、
のびおりほどではないが、糸を引く程度にのびるおりものや、おりものが一部伸びたりという感じが多いです。
たまに排卵の時と同じような卵白系のものが出る時もあります。
高温期5日目ごろから子宮口周りのプニプニが大きく(つるつるでパンパンに張っている感じ)になることが多いので、いつも「これがリング状か?」と思ってしまいます。
福さん式では生理前は「子宮口が開いて柔らかくなり、下がってくる」と言いますが、私の場合は高温期の真ん中頃から子宮口の位置が近い事が多くなりますが、毎回ではありません。
高温期に子宮口の位置が遠い、すごく上にあって届かないこともありますので、これまた期待させられています。
「子宮口がやわらかくなり」というのは私がプニプニがひしゃげていると表現しているものかなと思っています。。
感覚的に、すごく柔らかくなってデローンとひしゃげている感じです。
これも生理前にというわけではなく、高温期に何度かあるという感じです。
でもこのプニプニがひしゃげているに関しては低温期では見たこと無いので、生理前の症状だと思います。
子宮口が開いているに関しては、その日によるという感じです。
私的に、子宮口周りのプニプニが大きくなり、プニプニがひしゃげてきて、おりものが伸びてきて、子宮口の位置が近い日が出てきたら、
『今回も妊娠できなかったのね』
と思っています。
私が妊娠した時の福さん式の変化

私が妊娠した周期は、早期妊娠検査薬が極薄反応したのが高温期10日なので、おそらく着床したのは高温期9日目かなと思ってます。
よく色んな体験談である、衝撃的な変化は無かったんですが、、、
早期妊娠検査薬が反応した10日頃から、いつもなら高温期にあるはずの、
『プニプニがひしゃげてきて、おりものが伸びてくる』
というのが無かったです。
高温期の図と照らし合わせてもらったらわかりやすいと思います。
あと、子宮口が開いていると感じる事はなく、ずっと子宮口が閉じていました。
妊娠したことで、何かが起きたというよりは、
いつもあるはずの生理前の症状が無かった
という感じです。

現在双子妊娠中で、バタバタしているので
落ち着きましたら、妊娠した時の福さん式についても詳しくまとめます。
私の福さん式内診の変化のパターンをまとめました

私の福さん式の内診のパターンを文字でまとめます。
- おりものが日に日に多くなる
- おりものは始めは少し糸を引く程度から、だんだん卵白系のものが出だす
- 子宮口まわりが大きくなり、開いてるかな?感じが多くなる
- ぷにぷにが大きく柔らかくになる(1.5cm以上ある感覚)
- 完全に子宮口が開てるとわかることが多い
- 卵白系ののびおりがピークの時も、毎回ではなく1日1.2回取れる程度
(私の頸管粘液の質が悪いかも…) - 排卵当日はおりものが少し減る
- よく排卵当日は「透明のおりもの」と聞きますが、透明のときが多いですが、白色が少し混ざっているときもある
- 排卵痛が出てくる
(排卵前日と当日は腰痛、鼠径部痛、下腹部痛ピーク、座ったりおしりをふく時、下腹部に響く感じ)
(ひどい時は、下腹部にピキっとお腹を押さえてかがんでしまうような痛みや、下腹部の鈍痛がひどくて、家事ができなったり、寝ている時だと目が覚める事がある)
(病院に通っていたので排卵痛で間違いないと思います。)
排卵痛が軽いく、ほぼ無い時もあります。 - 卵白系おりものが出てから4.5日で排卵とよくみますが、私は10日ほど卵白系のおりものが出てたりでなかったりするときがある
(PCOSが原因だと勝手に思ってます。)
- 排卵後数時間でおりものが真っ白でもったりと硬くなって、一切のびなくなる
(オロナインとかニべアの青缶みたいな感じ) - 子宮口が閉じている事が多くなる
- 高温期初日から2.3日おりものが多めで、シートに薄い黄色のおりものがつく
- 高温期5日目ぐらいから透明のおりものが混ざり始めて、トロトロした感じになってくる
そこから日に日に透明の割合が増えていく - 高温期5日以降におりものがのびおりになる事が多い
- 高温期5日目ごろから子宮口周りのぷにぷにが、大きめ、硬め、つるつる、パンパンになる
- 体温が高温期(だいたい36.7)に上がるまで4.5日かかる
- 高温期4,5日から、腰痛、鼠径部違和感、下腹部がつる感じがでる
- 子宮口の位置が下にある事が増えてくる
- 子宮口開いてる時が多くなる
- 高温期後半から子宮口まわりのぷにぷにが大きく(1.5cm以上の感覚)、柔らかく、ひしゃげてる感じが多くなる
- 腰痛、下腹部痛、体を伸ばした時に下腹部がつる感じ、鼠径部通がひどくなる
- 生理当日は体温がガクッと下がる
(生理初日に1回しか確認したことが無いので、参考程度にです。)
- 位置は中指で普通に届く
- 頸管は無し
- ぷにぷにの大きさも普通
- 子宮口は閉じている
(よく言われているのは生理中は子宮口が開いているとされていますが、初日に確認したからか、閉じていました。)
- 子宮口が下がってるときは、下腹部がしくしく痛い感じになる事が多い
- 子宮口が下がってるときと頸管がない時は、中がモコモコした感じで、盛り上がっている
(頸管が中に入っているから?) - 普段の子宮口の高さは中指いっぱいで子宮口に届く程度、向きはお尻向き
- 普段の子宮口まわりのぷにぷには1㎝弱くらい、硬さははなの頭くらい
- 頸管はいつもほぼ無い
3年以上福さん式をして気づいた「必ず福さん式通りではない」こと

福さん式をやり始めた頃、明らかに排卵期で、福さん式では「子宮口が下がってきて開いてくる」とされている時期なのに、私の子宮口は上にあったり閉じていたり等、福さん式で言われている事と自分の子宮口やおりものの様子が違うときがよくあって
『もしかして排卵しないんじゃ?』『私の体がおかしいのかも』と思ったりしました。
『もうすぐ排卵っぽいけど、子宮口が上だし、まだ排卵じゃないのかな』と思ってたら、結局排卵してしまってタイミングをとり損なったりしたことも。。。
福さん式をやって1年くらいで気づいたんですが、毎回必ず福さん式で言われている通りではなく
子宮口が下がってること、上がってることが多くなる
開いている、閉じていることが多くなる
という感じで思っていた方がいいです。
(私がバカだっただけかもですが、、、)
それと、 気になりすぎて1日に何回も福さん式やってたので気づいたんですが、子宮口は1日の間でも上にいったり下にいったりと動いているんです。
なので、子宮口の様子は1日中必ず福さん式通りになっているわけではなく、福さん式通りになっている時間が多いというイメージです。
まとめ

福さん式は最初抵抗もあるし、私自身も福さん式をやってみてからも最初はわかりにくかったです。
でも、数カ月やってみると慣れてきて、自分のパターンがつかめます。
特に排卵するとおりものが真っ白で硬くなるので、排卵終了の見極めにはかなり役立ちます。
排卵検査薬も併用するとより一層タイミングの時期がわかりやすいです!
それに、妊活を開始する時は私は必ず「葉酸サプリ」も始めます。
受胎前後における葉酸摂取により胎児の神経管閉鎖障害(NTDs: neural tube defects)の発症リスクが低減することが報告されました。
葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果より引用
私は1人目の妊活から現在の3人目の妊活まで、ずっとゲンナイ製薬「プレミン」を飲んでいます↓↓

福さん式って人間の体のことなんで個人差がかなりあって、表現も曖昧でややこしいんです。
でも、わかってくるとすごく便利なんで、妊活の1つの方法として気になる方はやってみる価値があると思います。

福さん式については疑問があっても簡単に人に聞けることではないので、参考になれば嬉しいです!
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