不妊治療を受けてみようかと考えた時に
「何から始めたらよいのか?」
「治療の内容は?」
「病院に行けば簡単に妊娠できるの?」
と気になる方も多いと思います。
私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で、不妊治療を3回受けて、現在は4人(うち双子)の子どもがいます。
不妊治療を始めた頃は、自分に合う治療法が見つかるまで、
1年以上まったく結果が出ない期間を経験しました。
PCOSでも妊娠は可能ですが、
この「自分に合った治療法にたどり着くまで」が一番大変でした。
この記事では、私が自分に合った不妊治療の方法を見つけるまでの経緯と詳細をまとめます。
自力での妊活はせず産婦人科へ
私は若いころに生理が半年こないことがあって、一度病院を受診しました。
その時に、
「今はほっておいても良いけど、子供が欲しくなったらまたおいで」
と言われ、そのことがずっと頭に残っていました。
なので、子供が欲しくなった時にまず、産婦人科に行きました。
そこで初めて、自分が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと知りました。
先生からは、
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと卵子が育ちにくく、
卵子が育たないことには排卵もしないので、とにかく卵子を育てていきましょう」
という説明を受けました。
「病院に行けばすぐ妊娠できる」と思っていた
私は「病院に行けばすぐ妊娠できる」と思っていました。
でも実際は全くそんな簡単な事ではなく、
不妊治療にも色んな種類があり、症状や合う合わない等もあって、
まずは自分に合う治療法を探していかないといけませんでした。
私の卵子はなかなか育ってくれませんでした。
育ってくれない事にはタイミングも取れないので、
最初の1年近くは全く妊活が進まなかったです。
- 飲み薬 → ダメ
- 自己注射(ゴナールF) → ダメ
- HMG注射→ やっと卵子が育つ
という経過をたどりました。
私の場合は最終HMG注射までいって卵子が育ちましたが、人によっては最初の飲み薬や自己注射のゴナールFで卵子が育つ方もたくさんいます。
それぞれの治療内容や経緯を詳しく説明していきます。
「飲み薬」では全く育たない私の卵子
始めに薬を飲んで卵子を育てようとしたんですが、
私にはあわなかったみたいで、全くうまく育ちませんでした。
病院選び|通いやすさと先生の人柄
最初は、病院に行けばすぐ妊娠できると思い込んでいたので、
自分の家からは少し遠い、実家の近くの出産したい産婦人科に通っていました。
しかし、「この調子では何度も病院に通わないといけないな」と思い、
家からは遠いので頻繁には通いづらい事と、先生もきつい言い口調の方で正直苦手だったので、思い切って病院を変えることにしました。
病院を変えるときに、知人に不妊治療で有名な病院が近くにあると聞き、そちらに通わせてもらうことにしました。
変更した病院の先生はとても親切な方で、私が色んな質問をしてもすごく丁寧に返してくれました。
やっぱり不妊治療など、不安が多くでてくるような治療をするときの病院は、
相談しやすい先生が良いなと実感しました。
「自己注射(ゴナールF)」でも育ちにくい私の卵子
変更した病院で、最初に夫の精子の検査を勧められ、特に異常なしでした。
そして次の不妊治療の内容は、自己注射(ゴナールF)をすることに。
自己注射(ゴナールF)は、家で自分でおなかに注射を打って、卵子を育てるものです。
私は注射が大嫌いで、 最初は抵抗あったんですが、まったく痛くないのでなんとかできました。
流れ的には
生理開始2~3日後に受診して、 自己注射(ゴナールF)をもらう
↓
その日から5~6日ほど、1日1回自分でお腹に注射 (ゴナールF) を打つ
↓
受診して、卵が育っているか診てもらう
育っていなかったら、また数日自己注射(ゴナールF)
↓
育っていたら排卵誘発のHCG注射
↓
排卵後、高温期の薬(ルトラール)を10日ほど飲む
という感じです。
この方法を何周期かしましたが、またまた私にはあわなかったのか、
- 卵が育つのに時間がすごくかかる
- 育たない周期もある
- 強制リセット(タイミングは取らずに、お薬で生理を起こす)
という感じでした。

自己注射までしたのにうまく育ってくれない私の卵子、、、
もしかして妊娠はできないかも、と思いました。
「HMG注射」でようやく卵子が順調に育ってくれ妊娠できた!
自己注射 (ゴナールF) はあわなかったので、
次は「HMG注射」で卵子を育てる事になりました。
HMG注射での治療の流れは、
2~3日に1回病院に行ってHMG注射で卵を育てる
↓
HMG注射を3,4回繰り返し、内診で卵子の大きさの確認
↓
育っていなかったら追加のHMG注射
↓
育っていたら排卵させる注射(HCG注射)をして、その日か翌日タイミング
↓
高温期の薬(ルトラール)を10日ほど飲む
↓
飲み終わると妊娠していなければ数日で生理が来る
↓
生理終わりごろにまた卵を育てる筋肉注射開始
という感じです。
私にはこの治療法があっていたらしく、HMG注射に変更後、
やっとスムーズに卵子が育ちだしました。
それまで何をしても育たなかった卵子が、
はじめて「ちゃんと育っている」と言われたときは、本当に安心しましたし、
「治療が合えば、こんなに違うんだな」と実感しました。
そしてHMG注射に変更後、2周期で妊娠できました。
病院に通い始めて約1年以上、全体でタイミングをとれたのは4回目の周期でした。

何度もダメだったので、正直心が折れそうでしたが、無事に妊娠することができてすごく嬉しかったです。
私の妊娠超初期症状、基礎体温グラフ、超フライング検査についてはこちらにまとめています。
▶【完全記録】PCOSでも妊娠できた周期まとめ|超初期症状・基礎体温・フライング検査・HCG比較
このHMG注射の治療法で、2人目と3.4人目の双子も無事に妊娠できました。
「自分に合う治療にたどり着けたこと」が大きかったと実感しています。
HMG注射での不妊治療は通院が多い
ただ、このHMG注射で卵子を育てるには、
2~3日に1回病院に行って、HMG注射をしてもらわないといけないんです。
仕事をされてる方や、2~3日に1回の通院が難しい方は、スケジュール調整が大変です。
私は仕事をしていたので、病院も職場のすぐ近くにして、職場の方にも協力してもらい、
仕事の合間に抜けさせてもらって通院していました。
私は職場のすぐ近くに病院があったので、通いやすかったですが、
治療内容によっては、通院のしやすさも考えて病院を選んだ方が良いです。
HMG注射の不妊治療の流れや通院頻度・費用などについてはこちらにまとめています。
▶【体験談】HMG注射の不妊治療の流れ|通院回数・HCGタイミング・費用を完全解説
PCOSで妊活している方へ
不妊治療は、
- 病院に行けばすぐ妊娠できるわけではない
- 治療には「合う・合わない」がある
- 合う治療に出会えると一気に進む可能性がある
というのが、私が実際に経験したことでした。
私も何度も失敗しましたが、
治療を変えたことで卵子が育ってくれるようになり、
結果妊娠できました。
もし今うまくいっていない方がいたなら、
「方法が合っていないだけ」の可能性もあります。
私のように、「自分に合う治療法」が見つかると、良い方向に進む可能性もあります。
妊活は不安になる事が本当に多いですが、この記事が誰かのお役に立てればと思います。
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