私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)です。
30歳で不妊治療をはじめて、32歳で第一子、33歳で第二子を出産しました。
不妊治療中は不安になってしまう事が多いです。
私もすごく不安になったことがたくさんありました。
誰かの参考になればと、今回は覚書きですが
- 私の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状
- 1人目と2人目の不妊治療の流れ
- 管造影検査の体験談
についてまとめました。
1人目と2人目の妊娠超初期症状、基礎体温グラフ、超フライング検査についてはこちらにまとめています。
私の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状
生理が始まってから今まで、生理が規則正しく来たことはありませんでした。
だいたい2か月ぐらいから4か月ぐらいで生理が来る感じ。
20代前半のころに生理が半年こなかったとき、さすがに病院に行きました。
先生に卵の数が多いから生理がバラバラになる事、生理がバラバラでもすぐ治療は必要ない事、子供が欲しくなったらまたおいでと言われました。
その時は『生理が少ない方が楽でいいわ~』ぐらいに考えてました。
うまくいかなかった1人目の不妊治療の流れ
結婚して、そろそろ子供が欲しいなと思った時、前に病院で言われた事を思い出したので、自分で妊活はせずにすぐ産婦人科に行きました。
そこで初めて自分が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと知りました。
『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で卵子が育ちにくく、卵子が育たない事には排卵もしないので、とにかく卵子を育てよう』ということでした。
次に、私が受けた不妊治療の経緯について詳しくまとめていきます。
飲み薬では全く育たない私の卵子
始めに薬を飲んで卵を育てようとしたんですが、私にはあわなかったみたいで、全くうまく育ちませんでした。
正直、病院にさえ行けば簡単に妊娠できると思っていたので、不安になりました。。。
病院に行けばすぐ妊娠できると思っていたので、出産したい産婦人科にしようと思い、自分の家からは少し遠い、実家の近くの病院に通っていました。
しかし、この調子では何度も病院に通わないといけないなと思い、家からは遠いので頻繁には通いづらい事と、先生もきつい言い口調の方で正直苦手だったので、思い切って病院を変えることにしました。
自己注射(ゴナールF)でも育ちにくい私の卵子
病院を変えるときに、知人に不妊治療で有名な病院が近くにあると聞き、そちらに通わせてもらうことにしました。
変更した病院の先生はとても親切な方で、私が色んな質問をしてもすごく丁寧に返してくれました。
やっぱりこういう病院は相談しやすい先生が良いと実感しました。
変更した病院で夫の精子も検査して、特に異常なしでした。
そして次の不妊治療の内容は自己注射(ゴナールF)をすることに。
自己注射(ゴナールF)は、家で自分でおなかに注射を打って、卵子を育てるものです。
私は注射が大嫌いで、 最初は抵抗あったんですが、まったく痛くないのでなんとかできました。
流れ的には
生理が始まってから2.3日で受診に行って、 自己注射(ゴナールF)をもらう
↓
その日から5.6日くらい毎日1回、自分でお腹に注射 (ゴナールF) を打つ
↓
受診して、卵が育っているか診てもらう
↓
育っていなかったらまた数日自己注射(ゴナールF)をして
受診して診てもらう
↓
育っていたら排卵誘発の注射 (HCG注射)
↓
排卵後、高温期の薬(ルトラール)を10日ほど飲む
という感じです。
この方法を何周期かしましたが、またまた私にはあわなかったのか、卵が育つのに時間がすごくかかったり、育たなかったりで、強制リセット(お薬で生理を起こす)をしたりしました。
自己注射までしたのにうまく育ってくれない私の卵、、、
もしかして妊娠はできないかも、と思いました。
卵管造影検査の体験談
妊活開始4.5カ月目で卵管造影検査をすることにななりました。
卵管造影検査というとは、怖いイメージや、痛いイメージがありますが、私の場合は平気でした。
卵管造影検査については長くなるので、こちらの記事で詳しくまとめています。
卵管造影検査のあと6か月は「ゴールデンタイム」と言われていて、卵管の通りがよくなるので妊娠しやすくなるそうです。
ちなみに私は、1人目の子を卵管造影検査のあと、5カ月、3周期目で妊娠できました。
先生に「葉酸サプリ」を勧められる
病院で葉酸サプリの事が書いてあるポスターを見て、先生に聞いてみると
『葉酸サプリも飲んでおくといいよ』
と言わました。
葉酸は赤ちゃんの成長に必ず必要な栄養で、妊娠前から飲んでいた方が良いとのことでした。
葉酸サプリなんて知らなかったので、すごく調べた結果ゲンナイ製薬「プレミン」が一番気に入ったので購入しました。
治療法変更後、ようやく卵子が順調に育ってくれ妊娠できた!
自己注射 (ゴナールF) はあわなかったので、治療法を変更すると、やっとちゃんとスムーズに卵子が育ちだしました。
変更した不妊治療の流れは、
2.3日に1回病院に行ってHMG注射で卵を育てる
↓
HMG注射を3,4回繰り返し、内診で卵子の大きさの確認
↓
育っていなかったら追加のHMG注射
↓
育っていたら排卵させる注射(HCG注射)をして、その日か翌日タイミング
↓
高温期の薬(ルトラール)を10日ほど飲む
↓
飲み終わると妊娠していなければ数日で生理が来る
↓
生理終わりごろにまた卵を育てる筋肉注射開始
という感じです。
私にはこの治療法があっていたらしく、この方法に変更してから卵子が順調に育ち、2周期で妊娠できました。
病院に通い始めて約1年以上、4回目の周期でした。
何度もダメだったので、正直心が折れそうでしたが、無事に妊娠することができてすごく嬉しかったです。
産後9か月から2人目の不妊治療を開始
第一子を完全母乳で育てていましたが、不妊治療で薬や注射を使うので、9か月で断乳しました。
幸い離乳食をたくさん食べてくれる子だったので、すんなり断乳できました。
断乳する少し前からまた夫婦でまた葉酸サプリを飲みだして、9カ月で断乳してすぐ、まだ産後生理も一度もきてなかったですが、とりあえず病院に行きました。
はじめの受診でその日に生理をおこす薬(たしかルトラール)をもらって帰って、生理終わりごろからまた2、3日に一回卵を育てるHMG注射をうけて、ありがたいことに2周期目で妊娠できました。
その時、もし半年しても妊娠できなかったら、また卵管造影をするよう言われました。
まれに出産で卵管が詰まってしまう事があるそうです。
2週期で妊娠できたのはすごく嬉しかったし驚きました。
産後は妊娠しやすくなると見たことがあるので、それかもしれません。
私の不妊治療体験談まとめ
始めて不妊治療に行くときは少し不安もありましたが、自分の体をよく理解することができてよかったと思っています。
不妊治療中は色んな不安があってネット検索をしまくりましたが、皆さんの体験談がすごく励みになりました。
体の事なんで、人によって違いはありますが、このサイトも誰かのお役に立てればなと思います。
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